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糖尿病

コレステロールを抑える治療法:糖尿病

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糖尿病の人が、コレステロールの値が上がってきた場合は、薬物療法が必要になってくるケースもあります。

糖尿病患者の人がコレステロール値が「上がってきた場合、なぜ治療が必要かを説明します。

コレステロール

コレステロール

コレステロールとは

コレステロールはわたしたちの体を作っている細胞の膜の成分であり、また生きるためになくてはならないステロイドホルモンのもとでもあります。

コレステロールは食べ物から摂取されるものもありますが、多くは体の中で作られています。
コレステロールの一部はリポたんぱくというかたちで血液中を流れています。

治療が必要な理由と治療目標値

動脈硬化症を予防するコレステロールを善玉コレステロール、進行させてしまうものを悪玉コレステロールというのを聴いたことがあると思います。
リポたんぱくには、いくつかの種類があり、そのうち高比重リポたんぱく(HDL)、および低比重リポたんぱく(LDL)に含まれるコレステロールが、それぞれ善玉コレステロール・悪玉コレステロールの代表的なものです。

日本人においてもLDLコレステロール(LDL-C)の値を低下させることにより、冠動脈疾患や非心原性脳梗塞を予防できることが、多くの研究でわかっています。
また、動脈硬化性疾患の起こりやすさは、コレステロール以外の多くの危険分子(性別・年齢・喫煙・脂質異常症・耐糖能異常)の数や程度によっても変わってきますので、LDL-Cの治療目標値(管理目標値ともいいます)も変わってきます。

性別・年齢との関係

男性では20歳以後、年齢とともにLDL-Cは上昇してきます。
これは運動量の減少や食べ過ぎ・飲み過ぎなどの生活習慣の悪化と関係していると考えられています。

女性では、エストロゲンがLDL-Cの値に大きく関係します。
エストロゲンは女性ホルモンの1つですが、肝臓へのLDL-Cの取り込みを増加させて、LDL-Cの値を下げる働きがあります。
更年期のころからエストロゲンの値が低下していきますので、逆にLDL-Cは徐々に上がっていくことになります。

治療法は食事・運動療法 そして薬物療法

高コレステロール血症の治療は糖尿病の治療と同じで、まずは食事・運動療法を行います。
食物繊維の積極的な摂取やトランス脂肪酸摂取を控えることは、LDL-Cを低下させるのに効果があります。
コレステロール摂取量については、多くてもLDL-Cが上がる方と上がらない方がおられるなど個人差が大きいので主治医の先生とご相談ください。

また、肥満の改善や運動は中性脂肪値も高い方では特に有効です。
運動療法については中等度強度の有酸素運動を毎日30分以上続けることが勧められていますが、始める前にかかりつけの先生に心臓や肺の状態チェックをしてもらうことを忘れないでください。

食事・運動療法で目標値に達しない場合には薬物療法をすることを考えます。
糖尿病など動脈硬化性疾患を起こしやすい方は、より早くから薬物療法を考慮するよう勧められています。
高コレステロール血症に対する薬としてはスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)が最も効果が高く、また動脈硬化性疾患予防効果も示されているので、多くの場合最初に使用されます。
効果が十分ではない場合ははスタチンの量を増やしたり、陰イオン交換樹脂(レジン)や小腸コレステロールトランスポーター阻害薬を併用したりすることがあります。

また、糖尿病など高リスクの高LDL-C血症の方では、スタチンとイコサペント酸エチルとを併用することで冠動脈疾患・非心原性脳梗塞が予防できることも明らかになっています。

動脈硬化症予防のためにコレステロール(脂質)の治療も必要

動脈硬化症の予防のためには血糖コントロールだけでは十分とはいえません。
血圧・体重管理に加えてコレステロール(脂質)についても、かかりつけの先生と相談して、しっかりと治療していきましょう。

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