悩み(美容・健康など)相談を解決します!

美容、健康など悩みの110番。何でも受け付けます。

認知症

認知症にされる前にすること

投稿日:January 28, 2017 更新日:

認知症にされてしまう前に、薬に頼りすぎる生活は改めるべき

ある高齢者施設に勤める医師によると、こうした薬を飲み過ぎている人の中には、ふらついた、ぼーっとしてして、言葉数も少ないために、認知症が疑われた患者さんもいたそうです。
その患者さんに、薬を少しずつやめてもらったところ、そのたびに表情が明るくなって、しゃべりだすようになり、それで認知症ではないとわかったとのことです。
こうした話は、決して珍しくありませありません。

認知症

認知症

本当は認知症ではない、薬のために症状が出ているだけに、認知症と診断されてアリセプトなどを処方されますが認知機能が悪化してしまいます——–こうした悪循環に陥っている高齢者も、いやとはかぎらないのです。

多剤併用の害を防ぐため、日本老年医学界は高齢者に糖よする薬の数の目安を「 5種類まで」としています。
また、「高齢者に対して特に慎重な投薬を要する薬物のリスト」も公開しています。

たくさん薬を飲んでいる高齢者で、認知症のような症状がでている人は、一度、医師に相談してみるべきでしょう。
いま、飲んでいる薬になかに不必要なものや、効きすぎになっているものがあるかもしれません。

特に、75歳を超える後期高齢者は、血圧、コレステロール、血糖値などをむやみに薬で下げない方がいいといわれています。
また、様々な臨床試験で、これらの数値を下げ過ぎると、かえって寿命が縮まるというデータもあります。

多剤併用によって認知症にされてしまわないためにも、薬に頼りすぎる生活は改めるべきなのです。
なお、ベンゾジアゼピン系の薬は特にそうですが、薬によっては急にやめてしまうと離脱症状がでたり、病状が悪化したりする危険性があります。
自己判断は危険ですので、薬をやめるさいには必ず主治医に相談して下さい。

間違った糖尿病治療も「認知症」を生んでいる

最近では、糖尿病と認知症の関係も注目されるようになりました。
糖尿病を放置していると、「眼(糖尿病網膜症)」「腎臓(糖尿病腎症)」「神経(糖尿病神経障害) 」に合併症がでます。
これを、糖尿病の「3大合併症」といいます。
さらに、糖尿病の人は、心筋梗塞や脳卒中のリスクが髙いことも知られています。

これらに加えて近年では、糖尿病の人は「がん」 「認知症」「うつ病」「骨折(骨粗しょう症)」「歯周病」のリスクを高めることもわかってきました。
まさに、糖尿病「万病の元」となることができるのです。

なぜ糖尿病は認知症のリスクが高めるのでしょうか。
それには、いくつかの理由が考えられています。

まず一つ目は、3大認知症のひとつに数えられる「血管性認知症」との関連です。
前述したとおり、血管性認知症は脳卒中(脳梗塞や脳出血)によって、脳の一部が壊死することで起こります。
糖尿病患者は脳卒中のリスクが高いので、血管性認知症になる人が増えてしまうのです。

二つ目は、認知症のなかでもっとも患者が多いとされるアルツハイマー型認知症との関連です。
最近の九州大学の研究で、糖尿病の人は脳のなかでも、神経細胞を守る作用のあるインスリンがうまく働かないために、アルツハイマーの原因となるタンパク質・アミロイドβがたまりやすくなることがわかってきました。
九州大学では、福岡県久山町の住民を対象にした調査も実施しており、糖尿病人はアルツハイマー型認知症の発症リスクがおよそ2倍高まるという結果も報告しています。
こうした研究から、最近はアルツハイマーを「脳の糖尿病」と呼ぶ専門家もいます。

三つ目に指摘されているのが、「低血糖」との関連です。
血中のブドウ糖濃度が異常に低くなる低血糖は、冷や汗や頭痛、ふるえ、動悸などが起こり、重症な場合には意識を喪失し、死に至ることもある非常に危険な病気です。

低血糖は、降血糖(血糖値を下げる薬)を飲んでいる人に起りそうなのですが、実は海外で実施された臨床試験では、入院を要する重症低血糖値を経験した人の方が、そうでない人に比べて、認知症になる頻度が高いという結果が出ているのです。

低血糖になると、特にダメージを受けるのが脳です。
なぜなら脳は、主にブドウ糖からエネルギーを得ているからです。
低血糖発作を何度も繰り返すと、神経麻痺や認知機能低下といった後遺症が残る場合もあります。
ですから、認知症のリスクが高まるのも不思議ではありませありません。

高血糖よりよっぽど危険、認知症リスクを高め低血糖

少し前まで、糖尿病は血糖値を厳しく管理すればするほど、合併症のリスクが減らせると考えられてきました。
そのため、食事制限をしても血糖値が目標値まで下がらない人に、医師は血糖値を下げる薬を多量に投与する傾向がありました。

しかし、それが低血糖のリスクを高めていた可能性もあるのです。
たとえば、2008年に海外で報告された臨床試験では、厳しく血糖値を下げたグループの方が、緩やかに下げたグループより、2割も死亡率が高かったような結果がでています。

この臨床試験で、死亡率が高くなった一つの要因として考えられているのが、低血糖なのです。
厳しく血糖値を下げたために低血糖が起こりやすくなっていたわけですから、当然、血糖降下薬の過失な使用により認知症の患者を増やしている可能性も否定できないです。

特に高齢者は血糖値を下げ過ぎると、かえって死亡の危険が高まる恐れがあります。
そのため最近では、高齢者の糖尿病患者の血糖値は、緩やかにコントロールすればいいと考える医師が増えています。

いずれにせよ、認知症を予防するためには、まずは糖尿病にならないことが第一です。
そして、糖尿病になったとしても、認知症のリスクを避けるために、血糖値を下げ過ぎないようにするもっとなるのです。

専門家に聞くと、高血糖より低血糖のほうが、何倍も危険といいます。
高齢で糖尿病の持病がある人は、薬を飲み過ぎていないか、血糖値が下がりすぎていないか、主治医に相談してみてください。

鼻の黒ずみ取り方

-認知症
-

執筆者:


comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

関連記事

認知症

認知症は誤診だらけ

「認知症」と聞くと、「アルツハイマー 」という言葉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 確かにアルツハイマー型は、この病気のなかでもっとも多いされる、代表的な認知症のひとつです。 しかし、認知症にはいくつかの種類があります。

認知症

乱用される認知症”治療”薬

認知症治療の問題は「誤診が多い」ということだけではありません。 薬が乱用されていることも問題視されています。 現在、認知症の薬は4種類が販売されています。 もっとも代表的なのが、1999年に国内での発売が開始されたアリセプト(一般名・ドネベジル塩酸塩)です。

認知症

認知症の症状を悪化させる

幻覚・妄想・暴力・暴言を抑えるつもりが、逆に症状を悪化させる このようにアリセプトには、その人の生活の質(QOL)を低下させる副作用がいくつも指摘されているのです。 もし高い効果が見られるのなら、こうした副作用があっても、飲み続ける意味があるでしょう。